思い切って捨てたものの、後になって「やっぱり捨てなければよかった…」という経験はありませんか?
私はあります!
片づけは、何でも捨てれば良いというわけではありません。
私の失敗体験談と一緒に、ご紹介します。
愛着のあるもの
捨てると後悔するものの代表は、愛着のあるものです。
思い出の品そのものをみると昔あった出来事を思い出すなど、「もの」と「思い出」がセットになっているものです。
代表的な例は、写真、アルバム、手紙などですが、それだけではありません。
体験談
私が捨てて後悔したものは、キーケースとして使っていた小さなポーチです。
ほぼ毎日、外出するときは必ず持ち歩いていました。
お気に入りだったため、なんと10年以上使っていた計算になります。
ではなぜ捨ててしまったのかと言うと、
- 外側がボロボロ
- 内側の布が汚れている(洗濯不可の商品)
- 中が汚れており、他の物を入れる気にもならないため、小物入れとしても使えない
その劣化状況からわかるように、もう十分にお役目を果たしたものではありました。
だから、捨てることにしたのですが……
後悔しました。
捨ててすぐは、無意識に玄関でそのキーケースを探してしまいました。
なぜなら10年以上も鍵を入れていたので、それがないと不安だったのです。
今でこそ新しいキーケースに慣れましたが、どんなに使えなくっても、ボロボロでも、なんの機能も果たしていなくても、私の思い出品として、手元に残しておけばよかったと思います。
おそらくそれを見ると、当時の出来事を思い出し、懐かしい特別な気持ちになれたのではと思います。
古い商品なので、同じものは既に売っておらず、買いなおすこともできません。(泣)
迷ったらやって!思い入れがあるかどうかチェックリスト
①捨てた後、また欲しいと思えるか
捨てた後のことを、想像してみてください。
そのものがもしなくなっても、平気でしょうか?
何の問題もないでしょうか?
再度、購入したいほど欲しいものですか?
②誰かが買ってくれるなら売るか
「売ってもいいか?」という質問を自分にしてみてください。
自分にとって大切なものなら、どんなにお金を出されても、売りたくないと思えるはずです。
売ってもいいと思えるものなら売ってみましょう。フリマアプリか、リサイクルショップがおすすめです。
③二度と手に入らないものか
同じものを探したときに、手に入れることができますか?
代えのきかない、自分にとって特別なものなら、自信を持って思い出品として残します。
まとめ
特に思い出品の片づけは、時間もかかり、最も難易度の高い片付けカテゴリーです。
後悔しないように、捨てるか迷ったときに思い出してみてください。
- 愛着はあるか
- 捨てた後、また欲しいと思えるか
- 売りたくないか
- 二度と手に入らないか